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ビフォーアフターの鏝(こて)絵に感動!南雲さんの左官職人技 [技術]

劇的ビフォーアフターで、左官職人の南雲さんという方が
とても素晴らしい鏝(こて)絵という物を披露していましたね。

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あまりの素晴らしさに、テレビ越しで見ていただけの僕ですら
感動のあまり持っていたお箸の手を止めたほどです(笑)

近くで見ていた、依頼人でオーストラリア人のダニエルさんもかなり
興奮していたようで、普段は日本語ペラペラなのですが、この時ばかり
は母国語である英語を使っていましたね(笑)

ちなみに、この南雲さんという方は見た目は少し怖いのですが(笑)、
全国でも1、2を争うほどの左官の腕前をお持ちの方らしいです。

そんな素晴らしい方にリフォームしてもらえるダニエルさんが羨ましい
ですね。

ところで、見る人をこれほどまでに感動する鏝(こて)絵について興味を持って
しまったので、調べてみました。

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鏝(こて)絵とは、日本発祥の技術で漆喰を使用して作成される浮彫り細工の事。
その名の通り、左官職人がこてを使って仕上げていくことからそう呼ばれる。

左官ごて.jpg

題材は主に福を招くと言われる、花鳥風月(美しい自然の風景)であり、富の象徴
して、豪商や網元が母屋や蔵の外壁を装飾するために用いていた。

鏝絵(1).jpg

歴史はかなり古く、紀元前2世紀頃から始まっていたみたいですね。
高松塚古墳や法隆寺の金堂の壁画にも使用されているという事です。

江戸時代中期にはさらに盛んになり、静岡県松崎町出身の入江長八という方
が芸術レベルまで昇華させたが、戦後以降は徐々に腕利きの左官職人が減少
し、衰退していきました。

鏝絵(2).jpg

しかし、入江長八の故郷である松崎町では、毎年『全国漆喰鏝絵コンクール』
なるものが開催されているようなので、これは見ものですね。

また、同松崎町にある「長八美術館」では、鏝絵体験も出来るみたいなので、
行ってみてもいいかもしれないですね。
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鏝絵(3).jpg

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